《 撮影と西日。 |
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2007年11月 1日
コンパネパワー。
(コンパネ2枚を積んだマイカー)
昼過ぎ。
路上は午前中の露でしっとりする中、ホームセンターさんでコンパネ(片面塗装)を2枚購入します。
ゴロゴロとカートを引きつつマイカーに入れます。
コンパネがトランクからはみ出るので、後部開いたままで「現地」に向かいます。
アパートやマンションに共同住宅専用のゴミステーションが据置かれている所があります。稀に地域の方と共同して使用する所もあります。
今回の「現地」は後者の案件で、回収されないゴミを地域の方によって分別して頂いており、当社によって再三の通知にもかかわらず一向に改善されないといったものです。
「ゴミ問題」これは「地球からゴミを減らそう」以前に、「自分が出したゴミを分別しよう」から始まります。分別せずに出したゴミは回収されず、誰かが分別して回収してもらえるようにしなければなりません。放置すれば増殖もし、腐敗や異臭も漂います。
モラルクレームである「騒音」「違法駐車」と並んで「ゴミ問題」。これは、管理会社としてずっと付き合っていかないといけない類のものです。
当然、分別を守っている人の方が圧倒的多数です。しかしながら、共同住宅において比較的「単身者向け」のアパートマンションに「ゴミ問題」が発生する傾向があるようです。
「家族」であれば、ある程度入居者様は特定できます。お子様をお持ちであれば集団登校など、近所との係わり合いが出てきます。持ちつ持たれつの関係からそれぞれの責任が発生します。
逆に、「単身者」であれば地域や外部との接点が希薄になりがちです。個人の匿名率が高くなる訳です。
そこで。
今回の「現場」にて地域の協力者と、諸々の話をし提案をしました。
先方からも提案があり、併せて所有者であるアパートオーナーの了解を得て、今日「現場」にコンパネを持って参上したのです。
実はこのコンパネは「ゴミ問題」の根本を改善するためのもの…ではなく、管理会社と地元協力者とが同じ方向を向いて「環境維持」のために作業するためです。
コンパネ代はオーナー様負担。運搬は当社。設置作業は地元協力者といった体系で動きました。
(そのほかに業者発注で継続する仕事がありますが、ここでは省きます。)
今回の場合は、関係者各位の協力あってこそでした。今回のような場合でなくても、問題の解決にはいろんな方法があると思います。
こうしてもよかったな、とか、別の場合ならこうだな、とかいろいろありますが、クレーム解決に一番重要なのは自分に責任を持つことではないかと思います。
それは、将来の結果に責任を持つのではなく、今の過程・判断に責任を持つことだと思います。不安材料が残れば「その時には駆けつけますから」と責任を持つことだと思います。
そんなことを言いながら、自分が下した判断を後になって「間違っていた」と思うことも少なくありませんが、そんな自分に警笛を鳴らすためにもこうしてキーボードを打つわけです。
それでは!
投稿者 hiratafudousan : 2007年11月 1日 20:19
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