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2007年3月24日
ひげおじさんの笑顔。
私の印象に強く残った出来事。
昨日、会社に戻ろうと車を走らせていました。
会社の駐車場に入ろうとしたところ、ひげおじさん(ご高齢の男性)がそこを横切ろうとしていました。
ウインカーを出しながら、止まろうとした時…
「ニコッ」
ひげおじさんが満面の笑みで、身振り付きで道を譲ってくれました。
私はハッとしました。
ともすると「歩行者優先である」との判断基準から、自分が歩行者の立場の場合「本来は歩行者優先である」と考えてしまいます。
これは、相手に迷惑をかけない為に自分の中に常識を植えつける点に関しては大切なことです。しかし、そんな小さなことで感情的になってしまっているようではいけないな、と思うのです。
実は今日、こんな出来事がありました。
当社で導入したある商品があり、その不具合の原因を確かめる為、その販売会社へ電話をかけました。電話に出たのが事務の女性で、「営業の方から折り返し電話をかけさせます」とのこと。
午後になって電話がかかってきました。「それは○○が悪いんです。パーツ送りますか。何個必要かFAX下さい。」と急いでいるような話し方でした。
私は「まずは 申し訳ございません でしょう。こちらは顧客なんだから。この商品自体を疑ってしまうよ。」と腹が立ちました。
そんな出来事があったので、ひげおじさんの笑顔はなお強烈な印象を私の心に残したのです。
「小さなことに執着しない心」を私に見せてくれたのだ、と感じます。
自分に求められることを他人に求めてしまうのは人の常かもしれません。
人の良くない点はその人の為を思い注意していく必要があります。
しかし、感情が先立ちそれに心が支配されているのではいけない。
「青空のような心」
私はそれを目指します。
おじいさんになるまで時間がかかっても。
投稿者 hiratafudousan : 2007年3月24日 21:05
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